名城大のルーキー、細見芽生選手の身長出身中学はどこなのか?なぜ名門・興譲館から銀河学院へ転校するという大きな決断をしたのか、その理由が気になりますよね?

小柄な体ながら5000mPB15分台をマークし、U20アジアトップの実力を持つ彼女。

入学早々、世界大会でも入賞するなど、その「強さ」は本物です!

そこでこの記事では、名城大・細見芽生選手のwiki風プロフィールから、気になる転校の真相、そして世界と戦える圧倒的な実力の秘密までを徹底解剖していきます。

この記事で分かること

  • 名城大・細見芽生の身長・出身中学などのwiki経歴
  • 興譲館から銀河学院へ転校した理由と感動のドラマ
  • 5000mPB15分27秒!世界4位の実力と強さの秘密

 

名城大・細見芽生の身長・出身中学は?wiki風プロフィール

女子大学駅伝界の絶対女王、名城大学に現れた期待の超新星、細見芽生(ほそみ めい)選手。

1年生ながらすでに世界を舞台に戦い、日本代表として堂々たる結果を残している彼女の「身体的な特徴」や「ここまでの歩み」が気になっている駅伝ファンの方は非常に多いのではないでしょうか?

まずは結論から申し上げますと、細見芽生選手は兵庫県の中学校出身で、身長は公式発表こそされていませんが、レース映像や並走する選手との比較から150cm台前半~半ばの小柄な体格であると推測されます。

しかし、その小柄な体からは想像できないほどダイナミックで粘り強い走りが持ち味であり、名城大学女子駅伝部の密着レポートによると、すでに2028年のロサンゼルス五輪でのマラソン出場を本気で見据えている、まさに「小さな巨人」です。

身長は非公表?小柄な走りが武器か

細見選手の身長については、現時点で大学や連盟からの公式な数値の発表は見当たりません。上で述べた通り、150cm台前半~半ばの小柄な体格であると推測されます。

しかし、レース中の姿を見ると、他の選手と比較しても小柄であることが分かります。

特に、世界中の学生アスリートが集まる「ワールドユニバーシティゲームズ」に出場した際、並走する海外の大型選手たちに囲まれながらも、ピッチ走法で食らいつく姿が印象的でした。

長距離種目においては、小柄であることは「エネルギー消費が少ない」「放熱性に優れる」といったメリットにもなり得ます。

実際に、高橋尚子さんや野口みずきさんなど、世界で活躍した日本の女子マラソンランナーの多くは小柄でした。

細見選手もまた、その系譜を継ぐマラソン適性の高いランナーである可能性が非常に高いと言えるでしょう。

出身中学は兵庫県の白鷺小中学校!当時の実績は?

細見芽生選手の出身中学は、兵庫県姫路市にある姫路市立白鷺(はくろ)小中学校です(出典:兵庫県中学校体育連盟 大会記録)。

「小中学校」という名称の通り、ここは小中一貫の義務教育学校です。

彼女の中学時代の実績については、2021年(当時中学3年生)に開催された「第67回全日本中学校通信陸上競技大会」の記録が残っています。

当時の記録証によると、女子1500mのタイムは5分01秒00

順位は全国ランキングで517位(2376人中)でした。

5分01秒というのも決して遅いタイムではありませんが、現在の彼女の活躍ぶりからすると「意外と普通だった?」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、ここからが細見選手の凄いところです。

中学時代は全国で500番台だった選手が、高校での転校や猛練習を経て、大学1年生で世界4位(U20アジアトップ)にまで上り詰めたのです。

まさに「努力の天才」。

最初からエリート街道を走ってきたわけではなく、一歩一歩着実に実力を伸ばしてきたその背景を知ると、彼女の走りがより一層魅力的に見えてきますね。

高校に関しては、最後の章でご紹介いたします。

名城大での目標は?五輪を見据えて

名城大学に進学した細見選手の視線は、単なる「大学日本一」だけにとどまりません。

彼女のプロフィールには、愛知県のスポーツメディア「Aichi Sports」のインタビュー等で明確に「2028年のロサンゼルス五輪出場を大きな目標に据え、フルマラソンで世界を目指す」と記されています。

うさちゃん
うさちゃん
大学1年生の段階で、すでに4年後のオリンピック、しかも「マラソン」での出場を明言している点に、彼女の並々ならぬ覚悟と自信がうかがえますね。

実際に、大学入学直後の2025年7月には、ドイツで開催された「ワールドユニバーシティゲームズ」の女子10000mに出場。

スタートリスト最年少の18歳でありながら、自己ベストを1分も更新する32分01秒91を叩き出し、世界4位入賞という快挙を成し遂げました。

出典:月陸Online 10000m・細見芽生が自己新32分01秒91で4位!

19歳や20歳以上の選手も多い中、入学して数ヶ月の1年生が世界の強豪と渡り合った事実は、彼女の実力がすでに「学生レベル」を超えつつあることを証明しています。

くまくん
くまくん
小柄な体で世界の猛者たちと競り合い、最後まで粘り切るその姿は、見ている私たちに「諦めない心」を教えてくれているようです。

名城大学という最高の環境で、米田勝朗監督の指導のもと、彼女がどのような成長曲線を​​描いていくのか。

その一挙手一投足から目が離せません。

この章の最後に、細見選手の基本情報をまとめておきましょう。

なぜ興譲館から銀河学院へ?細見芽生が転校を決断した理由と経緯

高校陸上界、特に女子駅伝において、強豪校から強豪校への「転校」というのは決して珍しいことではありませんが、やはりファンとしては「何かあったのかな?」と気になってしまうのが正直なところですよね。

結論から申し上げますと、細見芽生選手が岡山県の興譲館高校から広島県の銀河学院高校へ転校した明確な個人的理由(家庭の事情や指導方針の違いなど)は、公式メディアでは公表されていません

しかし、一つだけ確実に言えることがあります。

それは、「この転校という決断が、彼女の才能を大きく開花させるターニングポイントになった」という事実です。

彼女は転校後、新しい環境でメキメキと実力を伸ばし、高校3年生の時にはインターハイで日本人トップ、そして全国高校駅伝(都大路)ではチームを初の入賞へ導く伝説的な走りを見せました。
出典:出場2度目の銀河学院が8位初入賞!昨年3秒差の9位の雪辱果たす
出典:PROFILE 細見 芽生(ほそみ めい)

転校は高2の時期?環境を変えた訳

細見選手は中学卒業後、まずは岡山県の超名門・興譲館高校へ進学しました。

興譲館といえば、全国高校駅伝で何度も優勝経験があり、ケニア人留学生を擁することでも知られる「陸上エリート校」です。

しかし、その後彼女は広島県の銀河学院高校へ籍を移します。

一般的に、高校スポーツ界での転校には「公式戦への出場停止期間(半年など)」という規定が伴うケースが多く、選手にとっては大きなリスクを伴う決断です。

うさちゃん
うさちゃん
それでも環境を変えたということは、「走ることへの情熱」を絶やさないための、前向きで勇気ある選択だったと推測できます。

自分に合った指導法、チームの雰囲気、あるいはメンタル面でのリセット。

理由は何であれ、彼女は立ち止まることなく、新しい天地で再びシューズの紐を結び直したのです。

銀河学院での復活劇!恩師との絆

銀河学院高校での細見選手は、まさに「水を得た魚」のような活躍を見せました。

特に高校3年生(2024年)のシーズンは圧巻でした。

夏のインターハイ(全国高校総体)では、3000mで日本人トップとなる5位入賞、1500mでも6位(日本人2位)という輝かしい成績を残しています。

くまくん
くまくん
転校というハードルを乗り越え、全国の舞台で「日本人最速」の称号を手にした精神力には脱帽するしかありません。

きっと、新しい環境で彼女を支えた監督やコーチ、そして仲間たちとの出会いが、彼女のポテンシャルを極限まで引き出したのでしょう。

「前の学校ではどうだったか」ではなく、「今、ここでどう走るか」。

過去を振り返るのではなく、未来だけを見据えて走る彼女の姿勢が、結果として表れた瞬間でした。

怪我を乗り越え掴んだ全国への切符

そして、彼女の高校時代のハイライトとも言えるのが、2024年12月の全国高校駅伝(都大路)です。

前年(2023年)、銀河学院は初出場ながら9位と健闘したものの、入賞ラインの8位にはわずか「3秒」届かず涙を飲みました。

その悔しさを晴らすため、チーム一丸となって挑んだのが最後の都大路でした。

エース区間の1区(6km)を任された細見選手は、各校のエースがひしめく中で堂々の区間5位の好走。チームに最高の流れを作り出しました。

そのタスキを受けた仲間たちも粘り強く走り、最終的には8位入賞を果たしました。これは銀河学院にとって歴史的な初入賞です。

アンカーの中塔美咲選手(当時3年)は、レース後のインタビューでこう語っています。

「(同級生の)細見で絶対に入賞しようと頑張ってきたのでうれしいです」
(引用: 月陸Online

この言葉に、すべてが詰まっている気がしませんか?

うさちゃん
うさちゃん
「転校生」という枠を超え、チームメイトから「細見のために」「細見と一緒に」と思わせるほどの信頼関係を築いていたのです。
くまくん
くまくん
ただ速いだけではない。彼女が新しいチームに溶け込み、苦楽を共にし、真の「エース」として認められていたことがわかる、涙なしでは語れないエピソードです。

長年駅伝を見てきましたが、転校を経てこれほどまでに美しく結果を残した選手は稀有です。

もしかすると、転校という経験が彼女に「走れることの喜び」や「支えてくれる人への感謝」をより強く意識させ、それが粘り強い走りの原動力になっているのかもしれません。

くまくん
くまくん
困難な道を選び、それを正解に変えた細見芽生選手。その強さは本物です。

さて、高校時代にすでに日本人トップレベルの実力を証明した彼女ですが、大学入学後の記録はさらに驚異的なものになっています。

続いては、彼女が叩き出した「PB(自己ベスト)15分台」という数字の凄さと、世界大会での活躍について詳しく見ていきましょう。

細見芽生の圧倒的な実力と強さの秘密!5000mでPB15分台!

名城大学に入学してわずか数ヶ月。細見芽生選手が見せつけたパフォーマンスは、もはや「期待の新人」という枠を遥かに超えていました。

結論から言いますと、彼女の現在の実力は「すでに日本代表クラス」であり、特にトラック競技におけるタイムは学生歴代でも上位に食い込むレベルです。

彼女がマークした5000mの自己ベスト(PB)15分27秒28というタイムは、なんと2025年シーズンのU20アジア圏内でトップの記録です。

日本国内だけでなく、アジア全体で見ても彼女より速い10代はいないということになります。

この事実だけでも鳥肌が立ちませんか?

出典:【女子駅伝部】 細見芽生選手 U20東アジア陸上競技選手権に出場!

15分27秒!U20アジアトップ

2025年7月に北海道で行われた「ホクレンディスタンスチャレンジ」。

長距離ランナーたちが好記録を狙って集まるこの大会で、細見選手は覚醒しました。

叩き出したタイムは15分27秒28

女子5000mにおいて15分30秒を切るというのは、実業団のトップ選手でも容易ではありません。

それを大学1年生、しかも夏場のレースでやってのけるのですから、ポテンシャルの底が見えません。

この記録が評価され、彼女は9月に香港で開催される「香港2025 U20東アジア陸上競技選手権大会」の日本代表にも選出されました。

名城大学の公式サイトには、彼女の意気込みがこう掲載されています。

「自分らしい積極的な走りでベストを尽くし、日頃からお世話になっている方々へ感謝の気持ちを走りで魅せれるように頑張ります!」
(引用: 名城大学ニュース

「走りで魅せる」という言葉選びに、彼女のアスリートとしての華を感じますね。

ユニバ4位入賞!世界で戦える理由

そして、彼女の実力が世界に通用することを証明したのが、2025年7月にドイツで開催されたFISUワールドユニバーシティゲームズ(ユニバ)です。

世界中の大学生アスリートが集うこの大会、女子10000m決勝のスタートラインに立った細見選手は、なんと出場選手中最年少の18歳でした。

下馬評ではランキング15位と、メダル候補には挙げられていませんでした。

しかし、レースが始まると彼女は果敢に先頭集団に食らいつきます。

結果は32分01秒91で4位入賞

メダルまであと1秒という悔しさはあったものの、従来の自己ベストを約1分も短縮する驚異的な走りでした。

海外の大型選手たちが急激なペースアップで揺さぶりをかけてきても、彼女は動じることなく自分のリズムを刻み続けました。

レース後、彼女はこう語っています。

「海外では急に誰かが前に出たり、一気にペースが上がったりと、スリリングです。初めての経験だったけど楽しかったです」
(引用: 名城大学女子駅伝部 密着レポートvol.6

うさちゃん
うさちゃん
初めての世界大会で「スリリングで楽しかった」と言えるこのメンタリティ!

これこそが、彼女が大舞台で力を発揮できる最大の理由(強さの秘密)ではないでしょうか。

普通の選手なら萎縮してしまうような場面でも、彼女はそれを楽しむことができる。

この「強心臓」ぶりは、かつての高橋尚子さんを彷彿とさせます。

名城大の強力ルーキーとして期待大

名城大学女子駅伝部といえば、全日本大学女子駅伝で前人未踏の連覇記録を打ち立ててきた「絶対女王」です。

しかし、近年はライバル校の台頭もあり、決して安泰とは言えません。

そんな中、細見芽生選手のような「即戦力かつ世界を知るルーキー」が加入したことは、チームにとって最大級の補強と言えるでしょう。

特に、同級生で同じくユニバ代表の橋本和叶(はしもと わかな)選手とは、互いに認め合う良きライバル関係です。

「和叶は、きつい場面で粘れるし、淡々と押し切る走りができる。そこが本当に羨ましい」
(引用: 名城大学女子駅伝部 密着レポートvol.6

こう語る細見選手ですが、彼女自身もまた、チームメイトから「刺激をもらってばかり」と言われる存在です。

くまくん
くまくん
切磋琢磨できる同期がいる環境が、彼女をさらに強くしていくことは間違いありません。

駅伝シーズン、主要区間で細見選手がどんな走りを見せてくれるのか。

「区間の希望は特にない」と語りつつも、エース区間での爆走を期待せずにはいられません。

うさちゃん
うさちゃん
彼女がタスキをかければ、どんな差もひっくり返してくれそうな、そんなワクワク感を抱かせてくれる選手です。

間違いなく、これからの日本の女子長距離界を背負って立つ逸材です。今のうちから彼女の名前を覚えておいて損はありませんよ!

記事のまとめ

最後に、名城大学のスーパー1年生、細見芽生選手の驚くべき経歴と実力について要点をまとめておきましょう。

彼女は単なる「速い選手」ではなく、困難な環境の変化を乗り越え、世界の大舞台でも物怖じしない強靭なメンタルを持ったアスリートであることが分かりましたね。

【徹底解剖】細見芽生選手についての重要ポイント

  • プロフィール:兵庫県・姫路市立白鷺小中学校出身。身長は150cm台と小柄だが、それを武器にしたピッチ走法が特徴。
  • 転校の経緯:高校時代に興譲館(岡山)から銀河学院(広島)へ転校。理由は公表されていないが、新天地で才能が開花。
  • 高校時代の実績:転校後の高3インターハイで日本人トップ(5位)。都大路ではエース区間を激走し、チームを史上初の入賞へ導くなど、周囲との絆も深かった。
  • 圧倒的な実力:5000mのPB(自己ベスト)は15分27秒28。これは2025年U20アジアランク1位の記録。
  • 世界での活躍:大学1年で出場した「ワールドユニバーシティゲームズ」女子10000mにて、自己ベストを大幅更新し世界4位に入賞
  • 将来の展望:名城大学での駅伝活躍はもちろん、2028年ロス五輪のマラソン出場を明確な目標に掲げている。

 

名城大学に入学してますます磨きがかかる彼女の走り。

「転校」という大きな決断を経て、心身ともに強く美しく成長した細見選手は、これからの日本の女子長距離界を明るく照らす希望の星です。

駅伝シーズン、そして4年後のオリンピックへ向けて、彼女がどのような伝説を作っていくのか。

私たちファンも全力で応援していきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!