兼子心晴の進路は実業団?看護師志望だった過去や富士山女子駅伝2025の注目点
城西大学のエースとして活躍する兼子心晴さんの進路は実業団に決まったのでしょうか?
また、看護師志望だった過去があるというのは本当でしょうか?
2025年の富士山女子駅伝でも注目される彼女の、卒業後の未来や意外な経歴が気になりますよね!
そこでこちらの記事では、兼子心晴さんの進路は実業団なのか?という疑問から、看護師を目指していた高校時代のエピソード、そして不破聖衣来選手との比較まで徹底的にまとめていきます。
- 兼子心晴の進路は実業団が濃厚?
- 高校時代は「看護師志望」で引退予定だった過去
- 富士山女子駅伝2025の見どころとライバル比較
- プロフィールや自己ベスト記録
Contents
兼子心晴の進路は実業団?高校時代の「看護師志望」から選んだ未来
実業団行きは確定?
城西大学のエースとしてチームを牽引してきた兼子心晴さん。大学卒業後の進路について、ファンとしては「実業団(実業団チーム)」で競技を続けるのかが最も気になるところですね。
結論から申し上げますと、2025年12月23日現在、公式なプレスリリースとして進路先は発表されていません。
しかし、大学女子駅伝のトップランナーは卒業後に実業団へ進むのが一般的であり、兼子さんのような実績のある選手であれば、複数の強豪チームからオファーがあることは間違いありません。
通常、正式な発表は年明けの1月から3月にかけて行われるケースが多いです。
城西大学女子駅伝部の公式レポートなどでも、今後の進路に関する情報が更新される可能性が高いため、要チェックです!
看護師を諦めた理由
実は、兼子心晴さんは高校時代、「看護師になる」という夢を抱いており、陸上競技は高校で引退するつもりだったという驚きのエピソードがあります。
彼女の母校である浜松市立高校は進学校であり、3年生の秋まで部活動を続ける生徒は稀でした。
兼子さんも当初はインターハイ後に引退し、看護系の進路へ進む予定だったのです。
しかし、運命を変えたのは高校3年生のインターハイでした。ここで1500mに出場し、日本人選手2番手となる3位に入賞するという快挙を成し遂げます。
この圧倒的な結果が、彼女の心を動かしました。「もっと走りたい」「上を目指せるかもしれない」という想いが芽生え、卒業後は城西大学で競技を続ける道を選んだのです。
一方で、当時のチームメイトであり、同じく看護師志望だった伊藤果矢さんは、受験勉強に専念するために一度は引退を決意しました。
しかし、駅伝で全国(都大路)を目指すために、勉強と両立しながらチームに戻ったという感動的なドラマもありました。
毎日新聞の記事によると、兼子さんは親友である伊藤さんの将来を案じ、無理に引き止めることはしなかったそうです
もしあの時、インターハイで好走していなければ、私たちは「ランナー兼子心晴」を見ることはできなかったかもしれません。
人生の岐路で陸上を選んでくれたことに、一ファンとして感謝したい気持ちになります!
城西大を選んだ決め手
看護師への道を封印し、アスリートとしての人生を選んだ兼子さん。
進学先に選んだのは、女子駅伝の名門・城西大学でした。
高校時代の「スピード」を武器に、大学では長い距離にも対応できるスタミナを強化。
その成長は著しく、4年生となった2025年にはチームのエースとして君臨しています。
看護師という夢も素敵ですが、こうして日本のトップレベルで走る姿を見ていると、やはり彼女は「走るべくして走っている選手」なのだと強く感じます。
社会人となっても、そのスピードスターぶりを見せてくれることを期待せずにはいられません。
改めて結論ですが、兼子心晴さんの進路は実業団入りが濃厚です。
高校時代の大きな決断を経て、日本のトップランナーへと成長した彼女の「次のステージ」の発表を待ちましょう。
兼子心晴の出身高校は浜松市立!中学校や陸上経歴と自己ベスト
浜松市立高での活躍
現在の城西大学での活躍を見ると、高校時代からさぞかし有名な選手だったのだろうと思われますが、彼女の出身高校は静岡県の浜松市立高校です。
ここは陸上の名門体育学校というよりは、県内でも有数の「進学校」として知られています。
結論から言うと、彼女は高校3年生の時に、創立120周年の浜松市立高校を史上初の全国高校駅伝(都大路)出場へと導いた伝説のキャプテンでした。
毎日新聞の記事によると、当時の浜松市立高校陸上部は非常に和やかな雰囲気だったようです。
練習の終わりに、みんなで膝を回しながら、あのCMのフレーズ「ぐるぐるぐるぐるグルコサミン」と声を合わせるのが日課だったとか。
しかし、競技に関しては本物でした。特に3年生の時のインターハイ(全国高校総体)東海地区予選では、1500mと3000mの2冠を達成。
進学校ゆえに、3年生の秋には受験のために引退する部員がほとんどという環境の中、彼女は「走りでチームを引っ張る」ことを選択し、見事に悲願の都大路への切符を掴み取ったのです。
この「文武両道」の環境で培われた知性と集中力が、大学での飛躍にも繋がっているのだと感じます。
中学時代の成績は?
では、高校入学前から全国レベルの選手だったのでしょうか?
出身中学校は、浜松市立東部中学校です。
中学時代の記録を調べてみると、浜松地区中学校新人陸上競技大会の共通1500mで4位(4分55秒33)という記録が残っています。
もちろん素晴らしい成績ですが、「全国大会で優勝を争う」というレベルにまで達したのは、やはり高校に入ってからの努力と成長が大きかったのではないかと推測されます。
中学時代から地道に基礎を積み重ね、高校での指導や環境とマッチしたことで才能が一気に開花したのでしょう。
「天才肌」というよりは、着実にステップアップしてきた「努力型」の側面もあるのかもしれません。
自己ベストタイム一覧
兼子心晴選手の現在の走力を知るために、公式記録されている自己ベストタイムをまとめてみました。
これを見れば、彼女がいかにスピードに優れたランナーであるかが分かります。
下記は城西大学女子駅伝部公式サイトの情報に基づいたデータです。
【兼子心晴の自己ベスト】
| 種目 | タイム |
|---|---|
| 800m | 2分11秒07 |
| 1500m | 4分17秒20 |
| 3000m | 9分20秒48 |
| 5000m | 15分45秒84 |
| ハーフマラソン | 1時間14分16秒 |
特に注目したいのは、やはり1500mの4分17秒台というスピードです。
中距離で培ったこのスピードがあるからこそ、駅伝の勝負どころでのスパートや、競り合いでの強さが発揮できるんですね。
また、大学に入ってからは5000mで15分台、さらにハーフマラソンにも対応しており、距離への適応能力もしっかり証明しています。
「スピードスター」でありながら「ロードにも強い」。
この万能性が、城西大学のエースとして、また日本のトップランナーとして活躍できる最大の理由でしょう。
改めて結論として、兼子心晴選手は中学時代からの着実な成長と、浜松市立高校での伝説的な活躍を経て、現在の輝かしい実績を築き上げました。
まとめ:経歴と自己ベスト
- 出身校:浜松市立東部中学校 → 浜松市立高校(静岡県)。
- 高校時代の伝説:創立120周年の進学校を初の都大路(全国高校駅伝)へ導いた主将。
- インターハイ実績:高3で1500m日本人2位(全体3位)の快挙。
- チームの雰囲気:「グルコサミン体操」をするなど和やかで結束力が固かった。
- 強み:1500m4分17秒台のスピードを武器に、大学ではハーフまで対応距離を伸ばした。
富士山女子駅伝2025の注目ポイント!城西大エースの走りとライバル対決
城西大エントリー選手
2025年12月30日に号砲が鳴る「富士山女子駅伝」。
最大の注目は、10月の全日本大学女子駅伝で25年ぶりの優勝を果たし、勢いに乗る城西大学です。
結論から言うと、城西大は「史上初の2冠」を本気で狙える最強の布陣が整いました。
主催者発表のエントリーリストを見ると、エースの兼子心晴さん(4年)をはじめ、金子陽向さん(4年)、期待のルーキー本間香さん(1年)など、優勝メンバーが順当に登録されています。
特に兼子さんは、4年生として迎える最後の学生駅伝。
「駅伝の城西」を復活させた立役者として、集大成の走りが期待されます。
チームの雰囲気も最高潮で、死角は見当たりません。
彼女たちが富士山の麓でどのような襷リレーを見せるのか、歴史的瞬間は見逃せません!
不破聖衣来との比較
ここで、陸上ファンの間でよく話題に上がるのが、「不破聖衣来選手(元・拓殖大、現・三井住友海上)」との比較です。
学年は兼子さんが1つ下になりますが、共に大学女子陸上界を牽引してきたスター選手です。二人の特徴を比較してみましょう。
| 項目 | 兼子心晴(城西大4年) | 不破聖衣来(実業団1年目) |
|---|---|---|
| 強み | 1500m由来のスピードとラストスパート | 異次元のストライドと心肺機能 |
| 5000mベスト | 15分45秒84 | 15分20秒68(大学1年時) |
| プレースタイル | トラック勝負に強く、駅伝でも競り勝てる | 独走で後続を突き放す圧倒的な爆発力 |
| 大学での軌跡 | 学年と共に着実に実力を伸ばし4年で頂点へ | 1年で衝撃デビューも、後半は怪我と戦った |
不破選手が「天才的なバネと異次元の走り」で衝撃を与えたのに対し、兼子選手は「スピードを磨き上げ、4年間かけて完成されたエース」という印象です。
不破選手が卒業し実業団へ進んだ今、大学陸上界の主役は間違いなく兼子心晴さんです。
強力なライバルたち
もちろん、城西大学の独走を許さない強力なライバルたちも虎視眈々と優勝を狙っています。
一番の対抗馬は、大会連覇を狙う立命館大学でしょう。
東京世界選手権の競歩代表でもある柳井綾音さん(4年)や、実力者の太田咲雪さん(3年)など層の厚さは健在です。
また、名城大学の米澤奈々香さん(4年)も兼子さんとは高校時代からの同世代ライバル。彼女の意地も見逃せません。
さらに、大東文化大学には留学生エースのS.ワンジルさん(3年)が控えています。
山登り区間や最長区間でどのような順位変動が起きるのか、兼子さんがどの区間でライバルたちと直接対決するのかが、勝負の分かれ目になりそうです。
結論として、2025年の富士山女子駅伝は、兼子心晴さん率いる城西大が「2冠」を達成するか、ライバル校が阻止するかという非常に熱い展開が予想されます。
まとめ:富士山女子駅伝の見どころ
- 城西大の狙い:全日本に続く「2冠」達成へ。兼子・金子・本間の主力メンバーが万全。
- 不破聖衣来との違い:天才肌の不破に対し、兼子はスピードと継続力で4年時にピークを持ってきた「完成型エース」。
- ライバル校:連覇を狙う立命館大、名城大(米澤奈々香)、大東文化大(ワンジル)が強力。
- 注目点:兼子心晴の区間配置と、ライバルエースとの直接対決。
兼子心晴の身長・生年月日などwikiプロフィール
身長・体重について
兼子心晴選手の身長や体重について、現時点で公式な数値は公表されていません。
ただ、レース映像や他の選手と並んだ姿(例えば小柄な不破聖衣来選手などと比較して)を見ると、長距離女子ランナーとしては平均的な158cm~160cm前後ではないかと推測されます。
細身ながらも、ラストスパートで見せる力強い腕振りからは、しっかりと体幹が鍛えられていることが伝わってきますね。
生年月日と年齢
兼子心晴さんの生年月日は、城西大学女子駅伝部の公式SNSにて公表されており、2004年(平成16年)1月27日生まれであることが判明しました。
2025年12月現在は21歳です(翌月の1月で22歳になります)。
本日1/27は、文武両道しっかり者のお姉さん兼子 心晴(2年)のお誕生日です🎂
〜20歳の抱負〜
「今年こそは中学生に間違えられないように、自分磨き頑張ります✊🏻」#城西大学 #JU#城西大学女子駅伝部#josaisports #teamjosai pic.twitter.com/LDg7KywhkY— 城西大学女子駅伝部 (@ekiden_josai) January 26, 2024
公式X(旧Twitter)では、20歳の誕生日に「今年こそは中学生に間違えられないように、自分磨き頑張ります」というお茶目な抱負を語っていました。
| 名前 | 兼子 心晴(かねこ こはる) |
|---|---|
| 生年月日 | 2004年1月27日(21歳) |
| 出身地 | 静岡県浜松市 |
| 所属 | 城西大学 女子駅伝部(4年) |
| 学部 | 経営学部 マネジメント総合学科 |
| 出身高校 | 浜松市立高等学校 |
| 出身中学 | 浜松市立東部中学校 |
| 専門種目 | 中長距離(1500m~ハーフマラソン) |
まとめ:プロフィール
- 体格:公式発表なし。映像からは平均的なランナー体型と推測される。
- 年齢:2004年1月27日生まれ。2025年12月現在は21歳。
- エピソード:童顔で中学生に間違えられることを気にしている可愛らしい一面も。
- 出身:静岡県浜松市出身の「浜松っ子」。
記事のまとめ
ここまで、城西大学の絶対的エース・兼子心晴選手について、気になる進路や意外な過去、そして2025年富士山女子駅伝への展望を深掘りしてきました。
「看護師になりたい」という夢を持ち、一度は陸上を辞めようとしていた高校生の彼女。
しかし、運命を変えたインターハイでの快走が、今の輝かしい姿に繋がっていることを知ると、応援する気持ちがより一層強くなりますね。
自分の夢と葛藤しながらも、仲間を想い、走り続ける道を選んだ彼女の決断は、多くのファンに勇気を与えています。
それでは、今回の記事の重要なポイントを改めて整理します。
- 進路は実業団が濃厚:公式発表はまだですが、実績から見てトップチームでの継続は確実視されています。正式リリースは年明け1月〜3月頃に注目です。
- 元・看護師志望:浜松市立高校時代は進学のために引退予定でしたが、高3のインターハイでのブレイクを機に城西大学へ進学しました。
- 富士山女子駅伝2025の主役:全日本優勝の勢いそのままに、大学最後の駅伝で「2冠」を目指します。
- 不破聖衣来との違い:天才的なバネを持つ不破選手に対し、兼子選手はスピードと継続的な努力で4年時に完成された万能型のエースです。
- スピードスター:1500m4分17秒台のスピードを武器に、トラックから駅伝まで幅広く対応できる強さがあります。
2025年12月30日の富士山女子駅伝では、4年間の集大成となる走りをきっと見せてくれるはずです。
実業団という新たなステージへ進む兼子心晴さんの、これからの活躍も全力で応援していきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。




