壷井達也の神戸大学は推薦入学なのか!?学部・偏差値や就職か現役続行か解説
壷井達也選手は、フィギュアスケート界で注目される実力派アスリートでありながら、神戸大学に現役合格した“文武融合”のトップ学生でもあります。
本記事では、そんな壷井選手が推薦入学なのか?という疑問から始まり、学部の詳細や偏差値、大学で学んでいる内容、そして卒業後の進路(現役続行か就職か)に至るまで、本人の発言や信頼できる一次情報をもとに徹底解説。
彼がどのように“学問とスケート”を融合させて歩んでいるのか、知れば知るほど応援したくなるエピソードが詰まっています。
ファンはもちろん、進路に悩む学生や文武両立を目指す方にも、きっと新しい気づきがあるはずです。
壷井達也は神戸大学に推薦で入学?
失意の昨季、転機は一人旅 神戸大休学で夢追う壷井達也【全日本フィギュア直前連載⑥】 https://t.co/gINlt6Rjv5
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フィギュアスケート界でいま注目されている選手といえば、壷井達也(つぼい・たつや)選手。リンクの上ではキレのあるスケーティング、そして4回転サルコウを武器にしながらも、その裏では神戸大学に現役合格した“文武融合”スケーターとしても話題になっていますよね。
そんな彼についてネット上でよく聞かれるのが、「壷井達也って神戸大学に推薦で入ったの?」という疑問です。
実は最初はそう思っていた一人。でも調べてみると、彼の入学には“努力と根性”の物語が詰まっていたんです。
一般入試で合格!
結論から言うと、壷井達也選手は神戸大学に“推薦ではなく”一般入試(学力試験)で合格しています。
このことは、2021年のインタビュー記事にて本人の口からはっきり語られています。
「2020年11月の全日本ジュニア選手権後は受験勉強にシフト。
氷上から一時離れ、冬は大学入学共通テストや二次試験対策のため猛勉強。
2月中旬、晴れて学部のスポーツ科学受験で合格した」
👉 出典:朝日新聞「4years.」(2021年7月31日)
理系クラスで共通テストも突破!
また、壷井選手は高校時代、中京大中京高校の理系クラスに所属していたとのこと。
しかも「まわりが勉強していたので特別なことではなかった」とあっさり語るあたりに、ちょっと笑ってしまいました。
でも、神戸大学の国際人間科学部ってかなり難関なんです。
神戸大学の国際人間科学部の最新のデータでは、共通テスト得点率は76%~83%、偏差値は57.5~67.5という高水準。
この偏差値帯で、しかもフィギュアとの両立をしながら合格できるなんて、本当に信じられません…!
なぜ神戸大学を選んだの?
壷井選手が数ある大学の中で、なぜ神戸大学を選んだのか?
それはズバリ、「スポーツの動作分析」に興味があったからです。
神戸大学の国際人間科学部は、理系のバイオメカニクスや運動生理学に加えて、スポーツマネジメントや歴史なども学べる、文理融合型のカリキュラムを提供しています。
実際に壷井選手は、自身のジャンプを分析するために、卒業論文で「ジャンプ動作解析」に取り組んでいます。
スケートのために勉強をする
世間では「文武両道」という言葉で語られる壷井選手ですが、本人はあくまで“融合”というスタンスなんです。
「文武両道というと、勉強とスポーツが分かれているように感じる。でも自分は勉強をスケートのためにやっている。スケートの枠の中に勉強がある」
この言葉がすごく印象的でした。
壷井達也が通う神戸大学国際人間科学部とは?学科の内容と偏差値
フィギュアスケート界で急成長中の壷井達也選手。ジャンプの美しさだけでなく、神戸大学で「スポーツ科学を学ぶ頭脳派アスリート」としても注目を集めています。
今回は、壷井選手が所属する神戸大学・国際人間科学部発達コミュニティ学科について、その学びの中身・偏差値・受験難易度・カリキュラムの特色を、一次情報ベースでわかりやすくご紹介します!
神戸大学の“国際人間科学部”とはどんな学部?
まず、壷井達也選手が通っているのは、神戸大学 国際人間科学部 発達コミュニティ学科です。
この学部は、2017年に旧「発達科学部」と「国際文化学部」が統合してできた新しい学部で、人間の成長・行動・社会性を「文理融合型」で学べるのが特徴。
神戸大学公式サイトでは、この学部について以下のように紹介されています。
「人間の発達、行動、文化、社会を多面的に探究し、地域・国際社会で活躍できる人材を育てる」
👉 出典:神戸大学 国際人間科学部 学部概要
人間とは何かを科学的かつ国際的視野で探究するこの学部は、まさに“文武融合”を体現する壷井選手にぴったりです!
「発達コミュニティ学科」とは?
壷井選手が所属しているのは、国際人間科学部の中でも「発達コミュニティ学科」というコース。
ここでは、教育・心理・社会・運動といった「人間の発達」に関する分野を幅広く学ぶことができ、運動生理学やバイオメカニクスといったスポーツ科学分野も含まれています。
壷井選手自身、「スポーツの動作分析に興味があってこの学科を選んだ」と明言しています。(出典:朝日新聞「4years.」)
さらに、「数理・データサイエンス標準カリキュラムコース」も履修しており、AIや統計分析などの現代的なスキルも学んでいるとのこと。
神戸大学・発達コミュニティ学科の偏差値と難易度
では、壷井選手が進学したこの学科、実際どれくらい難しいのでしょうか?
2024年度の最新データによると、共通テスト得点率は76%~83%、偏差値は57.5~67.5とされており、国立大学の中でも高水準です。
壷井選手はこの難関学部に、2020年秋からの猛勉強で挑戦し、一般入試で見事現役合格を果たしました。
「理系クラスだったので、数学と物理が得意だった。スケートを休んでまでやったので気持ちを込めて挑んだ」
研究テーマは「自分のジャンプ」
神戸大学での学びをどう競技に活かしているのか──その答えが卒業論文に表れています。
壷井選手は、自分自身のジャンプ動作を分析し、「膝の伸びで跳ぶ傾向にある」と気づいたことで、股関節を意識したトレーニングへ切り替えたそうです。
「股関節の伸展が足りていないとジャンプ動作全体が遅れる。だから股関節の可動を意識するようになった」
出典:Yahoo!ニュース(2024年3月8日)
“跳ぶ”だけでなく、“分析して修正する”。
壷井達也の神戸大学卒業後の進路は就職か現役続行か?
壷井達也選手の進路について、気になっている方も多いのではないでしょうか?
「卒業後は就職するの?スケートは引退?」
「研究者としての道もありえる?」
今回は、壷井選手の本人発言や報道をもとに、今後の進路について詳しく見ていきます。
「2025年度は休学します」現役続行を明言!
まず注目すべきは、2024年12月の全日本選手権で3位に入り、世界選手権代表に初選出された直後の記者会見。
この場で壷井選手ははっきりと、
「来年度は大学を休学してスケートに専念する」
「卒論は提出できる状態にして1年保管し、来年度に卒業する形にする」
と語りました。
つまり彼は、就職も卒業も一旦ストップして、2025年度はスケートに全力投球する決断をしたんです。
最大目標は2026年ミラノ五輪!
なぜそこまでスケートに集中するのか?その理由は明確で、
「スケート人生最大の目標=2026年冬季ミラノ五輪」
が目前に迫っているからです。
壷井選手は、世界選手権代表に選ばれた際も、
「自分の実力をアピールしたい。自分を選んでくれたら結果を残せるんだと世界選手権で示したい」と語っていました。
👉 出典:同上
ミラノ五輪代表選考に直結する2025年世界選手権でアピールすることが、今の彼にとって最大のミッション。
将来的には就職?それとも研究者?
五輪後の進路についても、壷井選手はすでに明確なビジョンを持っているようです。
彼はインタビューで、
「将来的には大学院に進学して、運動学習や再現性の研究をしたい」
「自分が所属している研究室の先生は“人の歩行”を研究していて、そこからヒントをもらっている」
と話しています。
さらに、大学院進学に向けて、気分転換にTOEICの勉強もしているとのこと。
現役引退後も“フィギュアスケートに貢献したい
壷井選手の特徴は、「引退=スケートから離れる」ではなく、「スケートを科学で支える」方向に進む可能性が高い点です。
実際、彼の卒論テーマは「自分のジャンプ動作の解析」で、ジャンプの力学・関節の動き・映像データを自ら研究対象にしています。
今後は、AIやバイオメカニクスを活用したスケート指導・分析など、新しい分野で活躍してくれる可能性が大いにあります。
“跳ぶスケーター”から、“支える研究者”へ。
卒業後の進路:まとめ
壷井達也選手の卒業後の進路は、就職ではなく、「スケート現役続行で五輪を目指す」という決断でした。
大学を休学し、卒論は保留。そして全力で世界に挑む。
このストーリーだけで、彼の覚悟と情熱が伝わってきます。
その先には、大学院での研究やスポーツ科学の道も見据えており、将来的にはフィギュア界を「頭脳」で支える存在になるかもしれません。
今はもちろん、未来の壷井達也にも、ぜひ注目していきたいですね。
壷井達也選手は、神戸大学に一般入試で合格し、スポーツ科学やデータ解析を学びながら競技に活かすという“文武融合”を体現しているアスリートです。
進学先である国際人間科学部・発達コミュニティ学科では、自身のジャンプを卒論で解析するなど、学びと実践を結びつける姿勢が際立っています。
そして現在は、五輪出場を目指して大学を休学し、スケートに専念。
将来的には大学院に進み、研究者としても活躍が期待されており、彼の存在はスポーツと学問の架け橋になる存在です。
今後の競技成績はもちろん、その知的アプローチにもぜひ注目していきたいですね。
記事のまとめ
壷井達也選手は、神戸大学に一般入試で合格し、スポーツ科学やデータ解析を学びながら競技に活かすという“文武融合”を体現しているアスリートです。
進学先である国際人間科学部・発達コミュニティ学科では、自身のジャンプを卒論で解析するなど、学びと実践を結びつける姿勢が際立っています。
そして現在は、五輪出場を目指して大学を休学し、スケートに専念。将来的には研究者としても活躍が期待されており、彼の存在はスポーツと学問の架け橋になる存在です。
今後の競技成績はもちろん、その知的アプローチにもぜひ注目していきたいですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




