土屋舞琴の進路は実業団？就職先や立命館卒業後の夢を徹底調査【富士山女子駅伝】
立命館大学の絶対的エース・土屋舞琴選手(つちや まこと)の進路は実業団なのでしょうか？それとも別の夢があるのでしょうか？
そこでこちらの記事では、土屋舞琴選手の進路は実業団なのか？という疑問から、彼女が語った将来の夢、そして集大成となる富士山女子駅伝への想いまでを徹底調査してまとめていきます。
- 土屋舞琴の進路は実業団？就職先に関する最新情報
- 立命館大学での苦悩と、世界銀メダルまでの経歴
- 最後の富士山女子駅伝にかける主将としての決意
- 意外な素顔やWikiプロフィール
Contents
土屋舞琴の進路は実業団？卒業後の就職先や将来の夢「指導者」への道
立命館大学の絶対的エースとして、そして主将としてチームを牽引してきた土屋舞琴選手。
大学卒業後、彼女がどのような道を歩むのかは、多くの駅伝ファンが最も気になるところでしょう。
結論から申し上げますと、土屋舞琴選手の進路は「実業団入り」が濃厚であり、本人が明確に競技継続を第一目標として掲げています。
ここでは、彼女が語った具体的な進路の展望と、その先に見据える「指導者」という大きな夢について、本人の言葉を交えながら深堀りしていきます。
実業団での競技継続が第一目標
まず、ファンとして一番安心できる事実をお伝えします。
土屋選手は大学卒業後も、実業団チームで陸上競技を続けることを明言しています。
立命館大学スポーツ健康科学部のインタビューにおいて、土屋選手は自身の進路について以下のように力強く語っています。
卒業後は実業団チームで陸上競技を続けることが第一目標ですが、将来的には地元に戻って地域のクラブチームで指導に携わりたいと考えています。
（出典：立命館大学 スポーツ健康科学部 インタビュー）
このように、大学での4年間を単なる通過点とし、さらに高いレベルである実業団の世界で勝負することを「第一目標」としています。
彼女は大学時代、怪我に苦しんだ時期もありましたが、ゼミで学んだ「トレーニング科学」や「パフォーマンス向上に関する知識」を自身の走りに取り入れ、復活を遂げました。
この「学びと競技が直結する環境」で培った理論と走りは、実業団というプロフェッショナルの世界でも大きな武器になるはずです。
特に彼女のような「知性派ランナー」が、実業団の環境でどのように開花するのか、今からワクワクが止まりません。
まずは「土屋舞琴の走りは、卒業後も見られる」ということを、確信を持って断言できます。
次なるステージでも、彼女らしい粘り強い走りが期待できそうです。
将来は地元で指導者になる夢
土屋選手には、実業団選手としての活躍の「その先」に、もう一つの素敵な夢があります。
それは、「地元に戻って地域のクラブチームで指導に携わる」という指導者への道です。
彼女は現在、競技と並行して教職課程にも取り組んでおり、教育実習で中学生と接する経験も積んでいます。
なぜ、彼女は指導者を目指すのでしょうか？
その背景には、自身が怪我で苦しんだ経験と、そこから這い上がった過程で得た「知識」を還元したいという強い想いがあります。
誰かが怪我で苦しんだ時、そして競技に行き詰まった時、自分の走る姿と知識で支えられる存在になれたらと思っています。
（出典：立命館大学 スポーツ健康科学部 インタビュー）
また、別のインタビューでは
「子供たちにスポーツの楽しさを伝えられる存在になるのが夢」とも語っています。
（出典：TRILL 伝統の駅伝チームを率いる主将が思い描く、強くて優しいリーダー像に迫る！）
トップアスリートが、自身の成功体験だけでなく「苦しみ」や「怪我」の経験を次世代に伝えたいと考えている点に、彼女の人柄の良さと芯の強さを感じずにはいられません。
単に「速い選手」を目指すだけでなく、「誰かを支えられる存在」になりたいという志。
将来、彼女の指導を受けた子供たちが、また箱根駅伝や富士山女子駅伝で活躍する日が来るかもしれない……そんな未来を想像すると、胸が熱くなりますね！
彼女は、競技者としても指導者としても、日本の陸上界にとって宝のような存在です。
内定先や所属チームはどこ？
では、具体的に「どこの実業団チームに行くのか？」という点ですが、2025年12月現在、具体的な内定先企業名は公式に発表されていません。
しかし、これまでの実績と彼女の実力を考えれば、日本を代表するトップクラスの実業団チームであることは間違いありません。
その根拠となるのが、2025年8月にドイツで行われた「ワールドユニバーシティゲームズ」での快挙です。
女子ハーフマラソンで土屋舞琴選手（スポーツ健康科学部4回生）が、（中略）銀メダル獲得の快挙を達成しました。
（出典：立命館大学 NEWS ワールドユニバーシティゲームズ・陸上 銀メダル獲得）
世界大会での銀メダル獲得は、実業団側からすれば「即戦力」の証明に他なりません。
また、立命館大学の先輩たちは、日本郵政グループ（太田琴菜選手など）やダイハツ（松田瑞生選手など）といった名門チームに進んでいます。
個人的な予想ですが、彼女の「粘りの走り」と「キャプテンシー」は、駅伝を重視する強豪チーム（例えばクイーンズ駅伝の上位常連校）にとって、喉から手が出るほど欲しい人材のはずです。
どのユニフォームを着ることになっても、土屋選手なら間違いなくチームの主力として輝くことでしょう！
正式発表を待ちつつ、まずは彼女の大学ラストランを目に焼き付けたいですね。
立命館大エース土屋舞琴の経歴
現在の土屋舞琴選手を見ると、「最初から強かったエリート選手」という印象を持つ方も多いかもしれません。
しかし、彼女の大学4年間の道のりは、決して順風満帆なだけではありませんでした。
ここでは、世界を舞台に戦った最新の輝かしい実績と、そこに至るまでに乗り越えてきた「怪我」や「学問との両立」という努力の軌跡をご紹介します。
ワールドユニバで銀メダル獲得
まず、彼女の実力を証明する決定的な出来事といえば、やはり2025年8月に開催された世界大会での活躍です。
結論から言うと、土屋選手は「FISUワールドユニバーシティゲームズ」の女子ハーフマラソンで見事「銀メダル」を獲得し、世界2位に輝きました。
女子ハーフマラソンで土屋舞琴選手（スポーツ健康科学部4回生）が、（中略）銀メダル獲得の快挙を達成しました。（中略）出場選手3人の合計タイムで争う団体の部ではどちらも金メダルを獲得しています。
（出典：立命館大学 NEWS ワールドユニバーシティゲームズ・陸上 銀メダル獲得）
ドイツ・ラインルールで行われたこの大会。土屋選手はスタート直後から果敢に先頭集団でレースを引っ張りました。
結果は1時間12分58秒でのフィニッシュ。
優勝した選手には惜しくも届きませんでしたが、世界の強豪を相手に堂々の銀メダル、さらに団体戦では金メダルという快挙です。
しかし、ここで注目したいのは彼女のコメントです。
「個人では銀メダルと優勝に一つ手の届かないところで終わってしまったことに悔しさや世界で戦うことの難しさを感じました」
（出典：立命館大学 NEWS ワールドユニバーシティゲームズ・陸上 銀メダル獲得）
世界2位になってもなお、「悔しい」と言える向上心。
この経験は、間違いなく彼女のランナー人生における大きな自信となり、これからの駅伝シーズンでも私たちに強い走りを見せてくれるはずです！
怪我に苦しんだ1・2回生時代
そんな世界レベルの選手である土屋選手ですが、大学入学当初から順調だったわけではありません。
実は、大学1・2回生の頃は、度重なる「怪我」により、思うように走れない辛い時期を過ごしています。
1・2回生の頃は、怪我で思うように走れない時期が続きました。
（出典：立命館大学 スポーツ健康科学部 インタビュー）
アスリートにとって、走りたいのに走れない時間は、肉体的な痛み以上に精神的に追い詰められるものです。
しかし、土屋選手はこの苦難をただ耐えるだけでなく、「学び」によって克服する道を選びました。
もし彼女がここで心が折れていたら、今の活躍は見られなかったかもしれません。
ゼミの研究を走りに活かす力
怪我に苦しんだ彼女を救ったのは、根性論ではなく、大学で学んだ「科学的な知識」でした。
土屋選手は、自身の怪我の経験から、スポーツ健康科学部のゼミでの研究を競技力向上に直結させています。
ゼミで得たパフォーマンス向上に関する知識や、低酸素室で行った別メニューのトレーニングなど、学びと競技が直結する環境に身を置き続けることで、少しずつ前に進むことができました。
（出典：立命館大学 スポーツ健康科学部 インタビュー）
具体的には、卒業研究のテーマとして「足の接地」に着目。
「どうすれば楽に走れて、かつ故障が少ないのか？」という、ランナーにとって永遠の課題とも言えるテーマを、感覚だけでなく理論的に研究しているのです。
また、ゼミの仲間たちと睡眠や食事、貧血対策などの知識を共有し合い、メンタルマネジメントも習得しています。
まさに、「走る研究者」とも呼べるスタイル！
ただ走る距離を増やすのではなく、「なぜ怪我をするのか？」「どうすれば効率が良いか？」を頭で理解し、それを体に落とし込む。
この「賢さ」こそが、怪我を乗り越え、世界銀メダルまで登り詰めた最大の要因でしょう。
土屋舞琴選手 最後の富士山女子駅伝！主将として集大成の走り
大学女子駅伝の締めくくりとなる年末の風物詩、「富士山女子駅伝」。
土屋舞琴選手にとって、この大会は単なる「引退レース」ではありません。立命館大学の誇りを取り戻し、仲間と共に最高の景色を見るための「リベンジの舞台」なのです。
結論から申し上げますと、土屋選手は今年のチームスローガン「芯」を胸に、全日本大学女子駅伝（5位）での雪辱を晴らし、富士山連覇による「有終の美」を飾ることを強く誓っています。
ここでは、彼女が主将として挑む最後の戦いへの想いと、チームを率いる覚悟について深堀りしていきます。
スローガン「芯」に込めた想い
今年の立命館大学長距離パートのスローガンは、漢字一文字で「芯」です。
これには、単なる「芯の強さ」だけでなく、3つの深い意味が込められています。
- 心（こころ）： 強い精神力
- 新（あらた）： 新たな挑戦
- 進（すすむ）： 前に進む力
土屋選手は、10月に行われた全日本大学女子駅伝で5位という悔しい結果に終わった際、このスローガンに立ち返る決意を語っています。
「自分たちの中にある駅伝優勝という芯を強く持ち、残りの期間を精進して参ります」
（出典：立命館大学 NEWS チーム一丸となり連覇を目指せ！）
一度負けたからこそ、ブレない「芯」が試される。
私たちも人生で壁にぶつかった時、自分の中の「芯」を信じることが大切だと教えられますね。
彼女の走りは、まさにその体現となるでしょう。
昨年2冠の輝きと連覇への挑戦
土屋選手がこれほどまでに優勝にこだわるのには、理由があります。
それは、昨年の「富士山女子駅伝」で見た絶景が忘れられないからです。
2024年の大会で、立命館大学は7年ぶり6度目の優勝を果たし、見事な「学生女子駅伝2冠」を達成しました。
当時3回生だった土屋選手は、エース区間である「5区（最長10.5km）」を任され、粘りの走りで優勝に大きく貢献しています。
「昨年チームでつかんだ優勝という景色をもう一度見たい、勝ちたいという想いが強く生まれました」
（出典：立命館大学 NEWS チーム一丸となり連覇を目指せ！）
一度頂点を知っているからこそ、そこから落ちる悔しさも、這い上がる難しさも知っています。
前回の優勝メンバーから3人の主力選手が抜け、新チームで挑んだ今年の全日本では苦杯をなめました。
「やっぱり先輩たちが凄かっただけなのか」
そんな外野の声もあったかもしれません。しかし、土屋キャプテンは諦めていませんでした。
「もう一度、みんなであの景色を見る」
その執念が、過酷な富士山の坂道で彼女の背中を押すはずです。
連覇への挑戦は、彼女自身のプライドをかけた戦いでもあります。
監督も信頼する「攻めと粘り」
立命館大学の伝統的な走りのスタイルといえば、「攻めと粘り」です。
杉村憲一監督も掲げるこのスタイルを、誰よりも体現しているのが土屋舞琴選手です。
昨年の優勝時、彼女は他大学のエースたちとの競り合いの中で、決して自分を見失わず、リズムを刻み続ける「粘り」を見せました。
そして主将となった今、彼女が目指しているのは「行動で示す強さと、相手の立場に立つ優しさ」を兼ね備えたリーダー像です。
アンカーの私が落ち着いて走れるようにと、タイムの貯金をつくるため、チームメイトが渾身の走りでタスキを繋いでくれたんです。（中略）立命館ならではの団結力は、次の世代にもしっかりと引き継いでいきたいです。
（出典：TRILL インタビュー）
自分が走るだけでなく、後輩たちが安心して攻めの走りができるような精神的支柱になること。
監督からの信頼も厚い彼女が、最後のタスキに込める想いは、間違いなくチーム全体に「見えない力」を与えるでしょう。
土屋舞琴のプロフィールと今後の可能性
世界銀メダリストであり、名門・立命館大学のキャプテン。
そんな輝かしい肩書きを持つ土屋舞琴選手ですが、ユニフォームを脱げば、おしゃれやマンガが大好きな普通の大学生という一面も持っています。
ここでは、彼女の基本プロフィールから、意外なオフの素顔、そして女性アスリートならではのこだわりまで、知られざる魅力をWiki風にまとめてご紹介します。
土屋舞琴のWikiプロフィール
まずは、土屋選手の基本的なプロフィールを整理しておきましょう。高校時代から全国区で活躍してきた彼女のルーツが見えてきます。
富士山女子駅伝 選手インタビュー🎤🎽
立命館大学 主将・土屋舞琴選手（4年）✨
\\📣#富士山女子駅伝 2025//
12月30日(火) あさ9時55分〜
フジテレビ系列にて生中継✔️#立命館大学#土屋舞琴 pic.twitter.com/lwIUJYvQ9U— フジテレビ陸上【公式】 (@fujitvrikujo) December 23, 2025
| 名前 | 土屋 舞琴（つちや まこと） |
|---|---|
| 出身地 | 岡山県 |
| 出身高校 | 興譲館高等学校（陸上の名門！） |
| 大学・学部 | 立命館大学 スポーツ健康科学部 |
| 主な種目 | 長距離、ハーフマラソン |
| 自己ベスト | ハーフマラソン 1時間12分58秒（2025年） |
| 主な実績 | 2025年ワールドユニバーシティゲームズ 銀メダル 2024年富士山女子駅伝 優勝（5区） |
| 趣味 | 映画鑑賞、マンガを読むこと |
特筆すべきは、高校駅伝の超名門である岡山県・興譲館高校の出身であること。
高校時代から厳しい練習に耐え抜いてきた基礎があるからこそ、大学での飛躍、そして世界での活躍に繋がっているのですね。
オフは「ひとり時間」を満喫
チームスポーツである駅伝のキャプテンを務める彼女ですが、実はオフの日は「ひとり時間」を何よりも大切にしています。
常に周りに気を配るリーダーだからこそ、一人の時間でリセットすることが重要なようです。
予定は入れずに思いつくままに、やりたいことをやるようにするのが私のご褒美時間です。（中略）温泉に浸かって、マンガを読んで、岩盤浴をして……、とひとりでのんびりと過ごすのがいいリフレッシュになります。
（出典：TRILL インタビュー）
意外にも、最近はドイツ遠征からの帰国後に「ひとり回転寿司デビュー」を果たしたという微笑ましいエピソードも！
また、マンガ好きとしても知られ、以前は恋愛マンガが好きだったそうですが、現在はサッカー漫画『ブルーロック』などの「主人公が努力して成長する少年マンガ」にハマっているのだとか。
自分と重ね合わせて読んでいるのかもしれませんね。こうした等身大の姿を知ると、ますます親近感が湧いてきませんか？
試合前のルーティンはまつパ
土屋選手の走る姿を見て、「いつも綺麗にしているな」と感じたことはありませんか？
実は彼女、試合前のルーティンとして「まつ毛パーマ」を欠かさないそうです。
顔を洗って鏡で自分の顔を見た時に、まつ毛が上を向いていると気分も上がるんです。（中略）表情が良いと調子も上がりますし、見た目がきまると自信にもなるし気合も入りますね。
（出典：TRILL インタビュー）
アスリートといえど、一人の女性。「可愛くありたい」「おしゃれを楽しみたい」という気持ちを競技のモチベーションに変えているところが素敵ですよね。
また、勝負メシには「いなり寿司」を挙げおり、海外遠征にも「いなり餅」を持参するほどのこだわりよう。
記事まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、立命館大学の主将であり、世界銀メダリストでもある土屋舞琴選手の進路や実業団入りの可能性、そして彼女の魅力的な素顔について詳しくご紹介しました。
彼女の大学4年間は、決して順風満帆なエリート街道だけではありませんでした。
怪我に泣いた下級生時代、そこから「学び」を得て這い上がり、ついに世界の表彰台へと登り詰めたストーリーには、心を揺さぶられるものがあります。
最後に、この記事の重要なポイントをまとめました。
- 進路は実業団での競技継続が第一目標！ 具体的な企業名は未発表だが、トップチーム入りの可能性が高い。
- 将来の夢は指導者！ 自身の怪我の経験を活かし、地元で次世代を育てるという明確なビジョンを持っている。
- 世界レベルの実力！ ワールドユニバーシティゲームズ（ハーフマラソン）で銀メダルを獲得する実力者。
- 知性派ランナー！ 大学での研究（足の接地など）を走りに取り入れ、クレバーに強さを磨いてきた。
- 最後の駅伝へ！ 昨年の優勝と今年の敗北を知る主将として、「芯」をスローガンに富士山連覇を誓う。
- 素顔は普通の女子大生！ オフは「ひとり時間」を愛し、まつ毛パーマで気合を入れるキュートな一面も。
卒業後、どの実業団のユニフォームを着ることになっても、土屋選手の「攻めと粘り」の走りは私たちに勇気を与え続けてくれるはずです。
まずは、彼女の大学生活の集大成となる「富士山女子駅伝」での走りを目に焼き付けましょう。
これからの土屋舞琴選手の活躍からも目が離せません！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
